ウィンドウトリートメント始めませんか?

洋服を着替えるように、窓辺もおしゃれに装いたい・・・。
従来のカーテン×レースの組み合わせに限らず、窓の演出をすることをwindow treatment(ウインドウ・トリートメント)といいます。

窓は室内外で楽しめるインテリアにとってとても重要なスペース。
お部屋の中で自分らしさを満喫出来る場所でもあり、住む人のセンスをアピールできるポイントにもなります。
また、ウインドウトリートメントはインテリア性だけでなく、それぞれの暮らしに合った機能的なウインドウ・アイテムを選ぶことが大切です。難しいイメージをお持ちかもしれませんが、毎日お洋服をコーディネートするように色の組み合わせなどから始めてみる・・・、衣替えをするように、夏と冬では生地の質感に変化をもたせる・・・そんな身近な楽しみをウインドウトリートメントで始めてみませんか?

ウィンドウアイテム、スタイルってどれくらいあるの?


ドレープ(厚手カーテン)
オーダーカーテンの基本スタイル。間口の2倍生地を使い、吊り元を3ツ山にすることで、ドレープに深みが出てゴージャスなイメージになります。オーダーカーテンの仕立ての良さを感じてください。


ハトメスタイル
ポップな印象に仕上げるには、ヒダをあまりとらないハトメスタイルがおすすめ。カーテンの柄をそのまま活かすことができ、シルバーのハトメがなによりスタイリッシュな印象を与えてくれます。


フラットスタイル
ヒダをとらないフラットスタイルのカーテンは、薄手のプリント生地のカーテンや、シンプルな無地のカーテンをより軽やかに涼しげに演出してくれます。モダン派の方に一押しのスタイルです。


タブヘッドスタイル
共生地のタブヘッドでカーテンを吊すスタイル。愛らしい印象を与えるこのスタイルは、お子様部屋などに多く用いられます。ポールにそのままタブヘッドを通すので、開閉をあまりしない場所におすすめします。


ギャザースタイル
吊り元にたっぷりギャザーを寄せたスタイル。生地も間口の2.5倍~3倍使うので、ボリューム感のあるギャザーが見た目をより華やかに優雅な演出をしてくれます。とっておきの窓におすすめのスタイルです。


バランス
ドレープ(カーテン)に合わせたバランス(上飾り)をプラスすることで、クラシックなインテリアを演出する装飾性の高い空間をうみだすことができます。バランスはシンプルなものもあり、シックな空間にもマッチします。


パネルスクリーン
数枚のパネルで構成され、フラットな窓辺を演出してくれるので、シンプル派の方に好まれるスタイルです。窓よりもパネル一枚分レールを長くとることで、窓の開口もじゅうぶんとれます。窓廻りのスペースに余裕がある方へ。


遮光カーテン
カーテンがもつ機能性で重視される物の中に、光を遮ることの出来る遮光カーテンが注目されています。午前中就寝される方、外灯がまぶしくて寝れない方、プライバシー保護など皆様の用途によって、多様に扱われています。


エンブロイダリー(刺繍レース)
エンブロイダリーとは、元来「刺繍」との意で、レースに刺繍がほどこされたものを総称してエンブロイダリーといいます。刺繍をみて、ウエディングドレスみたい・・・とおっしゃる方もいらっしゃるほど。女性が憧れる上品なレースです。


ミラーレース
ハーフミラーのように昼間、室外から室内をみえにくくするため、プライバシー保護の効果があります。また一般のレースと比較して、紫外線や赤外線を遮る効果があるためUVカット・省エネ効果のある機能性が高いレースです。


センタークロス(共生地フリル)
間口の2.5~3.0倍の生地を使ってデコレーションするスタイル。共生地のレースやドレープを用いてフリルを付けるとかわいらしい印象となり、また刺繍を施したトリムやマクラメを付けることで華やかな印象になります。


スカラップ(W型共生地フリル)
出窓・腰高窓に人気のあるスカラップ。これはスタイルカーテンの一種で、スカラップと総称されるスタイルはアーチ型、M型など、他にも様々あります。住む人のセンスをアピールできるウインドウアイテムの一つです。


セパレーツ(共生地フリル リボン付)
ボウウインドウ(弓形出窓)に特におすすめしたいセパレーツ。かわいいリボンやフリルがポイントで、窓辺を可憐に演出してくれます。もちろん、小窓に一つ飾っても存在感は充分にあります。フリルをマクラメに変えても素敵ですよ。


ボトムウェーブ(タックアップ)
生地裏面の下端についているフックをお好きな位置のループにすくいあげるように通すだけで、お好みのウェーブスタイルを作ることができます。日中は開口を広くとり、夜間は開口を少なくするなど数通りの楽しみができます。


ニュートリッキーシェード
ボトムウェーブの様に、シチュエーションに合わせ様々な演出が出来るシェードです。ボトムウェーブと違いメカで昇降出来るので、お好みの仕様に簡単に変えることができます。全てを降ろすとフラットになるので掃き出し窓にも。


バルーンシェード(共生地フリル)
上下に昇降するバルーンシェードは、昇降とともに変化するボリュームのあるウェーブがなにより魅力的です。共生地でフリルをつけることによって、フェミニンな印象を与えてくれ、そこに窓があることを最大に引き出してくれるアイテムです。


オーストリアンシェード
細かいタックが全面にとられ、優雅で美しいウェーブがさざ波のように並びます。ゴージャスな雰囲気を持った伝統的なスタイルで、ホテルのロビーなどでもよく見かけられます。昇降も出来ますが、基本的には降ろした状態にしておきます。


プレーンシェード
生地のニュアンスをそのままに、やわらかく畳上げていくシェードです。ローマンシェードの中で、最もシンプルなタイプで、リビングの掃き出し窓から、FIX窓まで多くの窓に扱いやすいメカです。タペストリーのような演出も出来ます。


ダブルシェード(ペアシェード)
1台のメカで、2枚の生地の昇降が可能なシェードです。プレーンシェード同士や、プレーンとバルーンシェードの組み合わせなど、ペアの組み合わせも多様にあります。お好みの生地でお気に入りのスタイルをチョイスしてください。


シャープシェード
15~20cmスパンで横にシェーイパーバーが入ることにより、プレーンシェードに比べシャープなラインで生地をたたみあげていくスタイルです。スッキリとした空間をお望みのシンプル派の方におすすめのスタイルです。


ピーコックシェード(ラウンドシェード)
全部降ろしているときは、シャープシェードの様にシンプルなスタイルですが、上げると下部が仰木型に変形する個性的なシェードです。ヨーロピアン風の空間や、トラディショナルがお好きな方に好まれている気品あるシェードです。


ロールスクリーン
上下に昇降するロールスクリーンは、シェードとは違い、生地を上部でロール式に巻き上げていき、どんな窓にも適しています。吹き抜けの高い窓には電動のロールスクリーンを、浴室には防カビタイプ、またお部屋の間仕切りに。


経木すだれ
天然木を使用した経木すだれは、ロールスクリーン式とシェード式の2タイプがあります。毎年夏になるとスダレを外にかけるのが面倒・・・という方に、見た目ももちろん、その質の良さ、風合いも喜んでいただけます。


プリーツスクリーン
和紙のような質感のプリーツスクリーンは、和室はもちろん、アジアンテイストのお部屋やモダンな空間にもマッチします。機能性も高く、下部や上部からの視線を遮ることも出来るため、障子を取り外してまで取付る方もいらっしゃるほど。


ブラインド(横型)
光を採り入れ外からの視線はカットできるブラインドはその多機能さに人気があります。夏には直射日光をカットし、冬には熱の流出を防ぐことができるので、冷暖房の効果を高め、省エネ効果も得られます。フッ素コートでお手入れも楽。


木製ブラインド
天然木の一枚板を使用する木製ブラインドは、高級感あふれる格調高いお部屋作りの後押しをしてくれます。シダーウッドなどを使用しているため、熱に強く反りが少なく安心です。また、エコタイプで集成材を利用したものは地球とお財布にも優しい。


バーチカルブラインド(縦型)
縦型のブラインドは、美しい縦のラインが均等に並ぶため、天井から取り付けることで、より一層美しくお部屋を演出することができます。横型のブラインドさながら、光の調光・採光が出来、外部からの視線もカットできる優れものです。


アコーディオンカーテン
空間を仕切りたいときに、床にレールをはめ込んだりせず、天井面のレールだけでスライド出来るアコーディオンカーテンはいかがでしょう?楽器のアコーディオンの蛇腹のように伸縮するアコーディオンカーテンは、コンパクトに収納可。


装飾カーテンレール
ウインドウトリートメントで忘れてはならないのが、カーテンレールです。ただ、カーテンを吊るだけではなく、レール自体もインテリアの大切な一部。カーテン生地や、スタイルに合わせて、レールをチョイスしてください。

あなただけのウィンドウトリートメントのお手伝い

ウインドウ・トリートメントを始めるには、まずウインドウ・アイテムを知ることから始まります。空間に合ったデザイン、柄、機能性などを重視し、無数にある組み合わせの中から、お気に入りの一窓を作り出してください。窓のある暮らしが、素敵な一日を運んでくれることでしょう。また、窓のみならず、壁・床・照明・家具などとの調和も考えて、ウインドウアイテムをセレクトしていくとさらにすばらしいお部屋作りができるでしょう。

インテリアは誰しも簡単に始めることが出来るもので、一方奥の深いものでもあります。まずはお部屋を見渡してみて、不満のある場所を探してみてください。そして、こうなればいいな、という希望のイメージを抱いてみましょう。ご自身でどうにもならない場合や、ウインドウアイテム選びに迷われたり、空間作りとのコーディネートがうまくいかない場合は、当組合企業にぜひご相談下さい。